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「お墨付き」という言葉は、かつて天皇に献上するようなとても素晴らしい出来栄えの製品や食べ物などに墨で印をつけていたことが語源となっています。そんなお墨付きは、今や天皇に献上されるという理由ではなく、一般的にその性能が優れているとか品質が良いなどの製品にもつけられるものだと言えるでしょう。さて、そんなお墨付きというものが、鍵の世界にも存在しており、鍵で特に防犯性能が高いものに付けられているのが「CP認定錠」というものです。この防犯性の高いCP認定錠はかなり素晴らしい鍵になります。

CP認定錠は、様々なチェックがなされた上で警視庁から防犯性が高いと認められた鍵だけに付けられる認定です。そのため、防犯性の低い鍵につけられないのはもちろんのこと、たとえ多少なりとも防犯性があったとしても警視庁という国家権力が認めるだけの性能が無い鍵には絶対につかない認定だと言えます。このような理由からも、CP認定錠はそれがついていない鍵に比べて、かなり高性能な鍵なのです。

では、CP認定錠がどれほど性能が高く、そして素晴らしいのかというと、まず様々な犯罪被害に対して強い防犯性を示す点が挙げられます。鍵はピッキングという解錠方法がメジャーに知られていますが、この他にもサムターン回しなどの特殊な解錠技術が存在しており、犯罪者はそれらの技術を巧みに利用して鍵を開け、自宅に侵入しようとしてきます。その点、CP認定錠は基本的にこれらの解錠方法が通用しないことが警視庁の審査によって証明されていますので、絶対とは断言できませんがかなりの確率で鍵を無理やり開けられることを防げます。CP認定錠はこれだけ素晴らしい鍵だということが理解できたのではないでしょうか。

これから鍵を取り付けようと考えており、防犯性能を高めたいと考えているのであれば、CP認定がついている鍵を探して、それを自宅に取り付けるのも良いかもしれません。

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